特集 てこずった症例・難治症例にどう対応するか
耳領域
良性発作性頭位めまい症に持続性知覚性姿勢誘発めまいを併発した症例
蒲谷 嘉代子
1
Kayoko Kabaya
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉頭頸部外科
キーワード:
持続性知覚性姿勢誘発めまい
,
良性発作性頭位めまい症
,
理学療法士
Keyword:
持続性知覚性姿勢誘発めまい
,
良性発作性頭位めまい症
,
理学療法士
pp.991-996
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001233
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はじめに
良性発作性頭位めまい症(BPPV)や持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)は耳石置換法や前庭リハビリテーション(前庭リハ)など理学療法が有効とされる1,2)。しかし,理学療法が実施できなければ,症状は改善せず遷延化することになる。
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