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特集 必読!メニエール病の新分類とその周辺疾患
《メニエール病の周辺疾患の診断・治療》
持続性知覚性姿勢誘発めまい
Persistent postural-perceptual dizziness(PPPD)
佐藤 豪
1
Go Sato
1
1徳島大学大学院医歯薬学研究部・医学部耳鼻咽喉科学
キーワード:
持続性知覚性姿勢誘発めまい
,
感覚再重み付け
,
SSRI/SNRI
,
前庭リハビリテーション
,
認知行動療法
Keyword:
持続性知覚性姿勢誘発めまい
,
感覚再重み付け
,
SSRI/SNRI
,
前庭リハビリテーション
,
認知行動療法
pp.1000-1003
発行日 2021年11月20日
Published Date 2021/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202847
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POINT
●持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)は立位,体動,視覚刺激により浮動感,不安定感,非回転性めまいが増悪する慢性めまい疾患である。
●PPPDは良性発作性頭位めまい症(BPPV)や前庭神経炎などの前庭疾患や心理的ストレスなどに続発し,先行疾患が軽快したのちにも持続性めまいを訴える。
●治療はselective serotonin reuptake inhibitor(SSRI)/serotonin-noradrenalin reuptake inhibitor(SNRI)投与,前庭リハビリテーション,認知行動療法が有効である。
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