特集 器質的疾患と心因性疾患を見極める 診断推論ストラテジー
各論 症候別診断推論ストラテジー
めまい―PPPDや心因性めまいの鑑別を見極める―
石塚 晃介
1
1横浜市立大学医学部総合診療医学
キーワード:
恐怖性姿勢誘発めまい
,
持続性知覚性姿勢誘発めまい
,
心因性めまい
,
慢性めまい
Keyword:
恐怖性姿勢誘発めまい
,
持続性知覚性姿勢誘発めまい
,
心因性めまい
,
慢性めまい
pp.457-461
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001315
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Point
・2017年に持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)という慢性めまいが定義された.
・PPPDは日本では「めまい症」に包括され,原因不明のめまいの多くを占める.
・PPPDの特徴は,①慢性の浮遊感で,②何らかの急性めまいエピソードが先行すること,③立位,体動,視覚刺激による症状の誘発ないし増悪がみられることが特徴である.
・ “瞬間的に増悪する短時間のめまい発作” は,PPPDと心因性めまいとの鑑別に有用である.
・PPPDは治療により改善するため,診断基準に沿ったていねいな病歴聴取・病状説明が必要不可欠である.

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