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あとがき
丹生 健一
pp.1148
発行日 2021年12月20日
Published Date 2021/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202883
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本年6月号のあとがきでお知らせしました通り,来年5月25日(水)〜28日(土),神戸国際会議場とポートピアホテルにおきまして第123回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会を主催させていただくことになりました。神戸大学にとりましては昭和43年の第69回(会長:浅井良三先生)以来の栄誉であり,教室員一丸となって鋭意準備を進めております。皆様ご承知の通り,2021年5月12日の定時社員総会にて本学会名を「日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会」と変更することが承認され,期せずして第123回は新学会名で初めての総会・学術講演会となります。大きな節目となる会を担当させていただく重責に身の引き締まる思いです。
宿題報告では,塩谷彰浩教授(防衛医大)に「咽喉頭癌の経口的手術と反回神経の再生医療」,中川尚志教授(九大)に「側頭骨・中頭蓋底疾患の病態と治療」,臨床講演では欠畑誠治教授(山形大)に「耳科手術のパラダイムシフト—内視鏡下手術と外視鏡下手術」,河田了教授(大阪医科薬科大)に「耳下腺腫瘍の臨床—体系的な診断・治療から得た新知見と将来展望」について御講演いただきます。特別講演・招聘講演は,がん光免疫療法を開発した小林久隆先生(NIH),同治療法を実用化し世界に先駆けてわが国に導入した楽天メディカルジャパン社 三木谷浩史会長,国産初の手術支援ロボットhinotoriTMを開発したメディカロイド社 橋本康彦会長(川崎重工社長)と,「神戸医療産業都市」に因んだ方々にお願いし,そのほかにも「第123回」に因み「ホップ・ステップ・ジャンプ」と,本会の益々の発展を予感させるさまざまな企画を揃えております。
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