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特集 あたらしい聴覚・平衡機能検査の見方と臨床応用
《あたらしい平衡機能検査の新展開》
重心動揺負荷検査(ラバー負荷)
Dynamic posturography(foam posturography)
岩﨑 真一
1
Shinichi Iwasaki
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科
キーワード:
重心動揺検査
,
体平衡
,
前庭障害
,
ラバー負荷検査
,
温度刺激検査
Keyword:
重心動揺検査
,
体平衡
,
前庭障害
,
ラバー負荷検査
,
温度刺激検査
pp.326-330
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202655
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POINT
●ラバー負荷検査は,ラバー上に起立した際の重心動揺を解析することによって,末梢前庭障害の有無について予備的判定をする検査である。
●ラバー負荷検査は,上前庭神経だけでなく,下前庭神経の障害も検出可能であり,慢性期の前庭障害も検出可能な検査である。
●フォームラバー上では,両側の踵が接するように起立させ,ある程度身体の動揺がおさまって安定した揺れとなってから,記録を開始する。
●被検者が転倒しないよう,常に注意を払う。
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