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特集 補聴器と人工聴覚器の最前線2020
《最新モデルの新機能》
補聴器の最新情報
The latest information on hearing aids
柘植 勇人
1
Hayato Tsuge
1
1名古屋第一赤十字病院耳鼻咽喉科
pp.8-13
発行日 2020年1月20日
Published Date 2020/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202270
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POINT
●補聴器はデジタル信号処理技術の発展により大いに進歩している。言葉によるコミュニケーションの回復を目的にしながら,装用時の快適性,ワイヤレス通信による電話や音楽,テレビ音声の聴取と関連した拡張性のほか,多様な進化を遂げている。
●補聴器は進化した機能の本質を把握しづらい側面をもつ。
●最先端の補聴器を購入しても,適合不良により活用できていない難聴者は現在も少なくない。進化した補聴器を活用するためにも,耳鼻咽喉科医,言語聴覚士,認定補聴器技能者は連携して「フィッティングレベルの向上」を目指す必要がある。
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