Japanese
English
特集 初診時に必要十分な 問診・検査オーダー虎の巻
《口腔・咽喉頭・頸部領域》
咽頭の腫瘍性病変
Pharyngeal neoplastic lesion
瓜生 英興
1
,
安井 徹郎
1
,
中島 寅彦
1
Hideoki Uryu
1
,
Tetsurou Yasui
1
,
Torahiko Nakajima
1
1国立病院機構九州医療センター耳鼻咽喉科
pp.375-378
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201998
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●眼球運動障害や片側の中耳炎・鼻閉は,上咽頭の病変を疑うべきである。
●中咽頭癌では,p16免疫染色によりヒトパピローマウイルス(HPV)の関連を検索する必要がある。
●中・下咽頭癌では,重複癌のチェックや嚥下機能評価が重要である。
●関節リウマチやその治療薬であるメトトレキサートによるリンパ増殖性疾患があることを知っておく必要がある。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.