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特集 自宅でできるリハビリテーションのレシピ
自宅でできる音声障害のリハビリテーション
Rehabilitation at home for voice disorder
岩城 忍
1
Shinobu Iwaki
1
1神戸大学大学院医学研究科外科系講座耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野
pp.728-733
発行日 2017年8月20日
Published Date 2017/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201376
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POINT
●医療機関で行う音声障害のリハビリテーションには,声の衛生指導と発声訓練がある。
●声の衛生指導としては,声帯に悪影響を及ぼす生活習慣や生活環境を見直すよう指導する。
●発声訓練は大きく症状対処的音声治療と包括的音声治療に分けられ,患者の喉頭の状態や発声方法を確認したうえで,患者に適したものを選択する。
●自宅でできる声帯の緊張を緩める発声訓練として,トリル,チューブ発声法がある。
●自宅でできる声帯の緊張を高める発声訓練としては,プッシング法,頭位変換法がある。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2019年8月)。
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