Japanese
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特集 頸部腫瘤を見極める
《頸部リンパ節腫脹》
転移性リンパ節腫脹
Metastatic cervical lymph nodes
佐藤 宏樹
1
,
塚原 清彰
1
Hiroki Sato
1
,
Kiyoaki Tsukahara
1
1東京医科大学耳鼻咽喉科学分野
pp.643-648
発行日 2016年8月20日
Published Date 2016/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201048
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POINT
●CT所見では局所欠損・中心壊死および集簇が重要である。
●上頸部の囊胞状リンパ節ではヒトパピローマウイルスによる中咽頭がんを疑う。
●頸部リンパ節転移診断はCTより超音波のほうが正確である。
●外切開によるリンパ節生検の前に,超音波ガイド下穿刺細胞診,組織診を検討する。
●左鎖骨上リンパ節には全身の癌種が逆行性に転移する。
●Modified Killian法を用いて耳鼻咽喉科領域をくまなく観察する。
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