Japanese
English
特集 もう困らない! 異物摘出マニュアル
鼻腔・副鼻腔異物
Foreign bodies in the nasal and paranasal cavity
梅木 寛
1
Hiroshi Umeki
1
1嬉野医療センター耳鼻咽喉科
pp.552-559
発行日 2016年7月20日
Published Date 2016/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201029
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
POINT
●鼻腔異物のほとんどが10歳以下の幼少児例である。
●副鼻腔異物は鼻腔異物に比べると稀である。鼻腔異物とは異なり成人に多くみられる。
●ボタン型電池による異物は早急に摘出する。可能であれば蒸留水による鼻洗浄を行う。
●難治性の副鼻腔炎の原因として鼻・副鼻腔異物も疑う。
●視診による診断が困難な場合には,CTやMRIなどの画像検査が有用である。
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.