特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
Ⅳ 疾患ごとの救急処置法・処方
■異物
外耳道・鼻腔異物
高浪 太郎
1
,
鈴木 光也
1
1東邦大学医学部耳鼻咽喉科学講座(佐倉)
pp.160-163
発行日 2013年4月30日
Published Date 2013/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102469
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Point
◆小児など症状を訴えにくい症例では,外耳道・鼻腔異物が長期間放置されてから発見される場合がある。
◆長期間放置された例では,異物周囲の炎症が強くなるため腫脹や出血をきたしやすい。
◆悪臭を伴った難治性耳漏や鼻汁に対しては異物の可能性も考えるべきである。
◆診断・摘出方法・摘出後の処置について解説した。
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