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特集 必携! 救急対応・手技マニュアル
外耳・鼻腔異物—処置のポイント
Tips for external ear and nasal foreign body management
野田 昌生
1
,
甲州 亮太
1
,
伊藤 真人
1
Masao Noda
1
,
Ryota Koshu
1
,
Makoto Ito
1
1自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児耳鼻咽喉科
キーワード:
外耳異物
,
鼻腔異物
,
小児
Keyword:
外耳異物
,
鼻腔異物
,
小児
pp.1004-1009
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203836
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POINT
●外耳道や鼻腔の異物は小児に多く,感染など合併症を引き起こす可能性があるため早急な処置が必要となる。
●診察では正確に異物や局所の状態を把握し,組織の傷害や異物の迷入を考慮する。
●適切な器具の選択や患者の確実な固定が重要であり,そのためには保護者や医療スタッフの協力が不可欠である。
●除去後も組織の損傷や残存,再発のリスクも含めて患者・家族への説明を行う。
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