Japanese
English
目でみる耳鼻咽喉科
OK-432硬化療法が著効した舌根部正中頸囊胞の1例
A case of median cervical cyst in the base of tongue;OK-432 sclerotherapy was highly effective
岡 良和
1
,
野中 学
1
,
吉原 俊雄
1
Yoshikazu Oka
1
1東京女子医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.724-726
発行日 2011年9月20日
Published Date 2011/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101953
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Ⅰ.はじめに
正中頸囊胞は,頸部正中線上の舌骨付近にできることが多いが,稀に舌根部に認められる1,2)。一般に手術により完治するが,時に再発することがある。今回われわれはOK-432(ピシバニール®)硬化療法が著効した舌根部の再発性正中頸囊胞の1例を経験したので報告する。
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