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特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
5.口腔・咽頭・喉頭の異物
5.Foreign body in oral cavity, pharynx and larynx
友田 幸一
1
,
酒井 あや
1
Koichi Tomoda
1
1金沢医科大学耳鼻咽喉科
pp.1020-1025
発行日 2007年12月20日
Published Date 2007/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101182
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Ⅰ.はじめに
異物は耳鼻咽喉科診療においてしばしば経験する疾患であり,比較的簡単に摘出できるものから,非常に困難なものまで病態はさまざまである。また,異物の存在部位によって生命が大きくかかわり,救急処置が必要となるケースもある。異物の種類や部位は年齢によって異なることがあるが,食生活や環境によっても差がみられる。本稿では,口腔,咽頭,喉頭における異物の基本的な摘出法,器具などについて紹介する。
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