Japanese
English
目でみる耳鼻咽喉科
外耳道骨腫の1症例
Osteoma of external ear canal:A case report
渡邊 健一
1
,
山岸 茂夫
1
,
木村 まき
1
,
山内 陽子
1
,
山口 智
1
,
青木 秀治
1
,
松本 光司
2
Kenichi Watanabe
1
1日本医科大学耳鼻咽喉科
2日本医科大学武蔵小杉病院病理部
pp.628-629
発行日 2007年8月20日
Published Date 2007/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101124
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Ⅰ.はじめに
外耳道は,その解剖学的特徴により外部からの観察が困難である。このため,自覚症状が出現するまで,腫瘤性病変が長期間放置されることがある。外耳道骨腫の発生頻度は,外耳道に発生する腫瘤の約8%とされている1)。今回,われわれは耳閉塞感を主訴とした外耳道骨腫を経験したので報告する。
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