Japanese
English
目でみる耳鼻咽喉科
摘出口蓋扁桃病理標本における放線菌の存在
Actiomyces in Dissected Palatine Tonsil
中島 成人
1
,
藤山 大祐
2
,
高原 耕
3
Shigeto Nakajima
1
1日赤長崎原爆病院耳鼻咽喉科
2長崎大学医学部耳鼻咽喉科学教室
3日赤長崎原爆病院病理部
pp.930-931
発行日 2003年12月20日
Published Date 2003/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411100871
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- Abstract 文献概要
放線菌(Actinomyces)は嫌気性グラム陽性菌で口腔内の常在菌として知られている扁桃の陰窩内にも1.3~24.6%に存在が認められており1),さらに扁桃実質内にも存在しているとの報告もある2,3)。
今回,当科で摘出した口蓋扁桃の病理標本を再鏡見し,放線菌菌塊の有無を検討したので参考に供したい。
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