鏡下咡語
ゼロからの病院運営にかかわってみえた日本の医療
神崎 仁
1,2
1慶應義塾大学
2国際医療福祉大学
pp.971-973
発行日 2006年11月20日
Published Date 2006/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411100805
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私は現職中に院長,副院長を各4年間勤めさせていただきましたが,定年後の院長の経験はいままでとは全く違うものでした。
新しい大学附属病院の開院からの運営にかかわった人は少ないと思うので,その経験からみえた日本の医療の現状について述べてみようと思います。耳鼻咽喉科医で病院長をやられた方は沢山おられますが,通常は歴史がある病院の一時期の院長で,それなりに苦労はありますが,組織はすでにできているので,大体は業務を継続すればよいのだと思います。
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