Japanese
English
症候群事典 F
Forestier syndrome
Forestier syndrome
長谷川 達哉
1
,
鈴木 衞
1
1東京医科大学耳鼻咽喉科
pp.111
発行日 2006年4月30日
Published Date 2006/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411100338
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定義・概念
本症候群は1950年にForestierが,脊椎の前,側面に骨化をきたし強直する高齢者の男性に多い病態を変形性脊椎症や強直性脊椎炎と異なる概念として報告した1)。1971年には,本症が老人のみに特有なものではないとして,彼自身が強直性脊椎骨増殖症(ankylosing spinal hyperostosis:以下,ASH)と呼ぶことを提唱した2)。現在ではResnickらが1975年に提唱した全身の骨肥厚病変(diffuse idiopathic skeletal hyperostosis:DISH)の脊椎病変とされている3)。
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