Japanese
English
特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(3)1991年10月 広島
学術展示
脈絡膜悪性黒色腫の画像診断—特に超音波およびMRI所見
Malignant choroidal melanoma:Ultrasonographic and MR imaging evaluation
柊山 剰
1
,
坂上 智巳
1
,
林田 中
1
,
直井 信久
1
,
澤田 惇
1
,
星井 芙美子
2
Jo Fukiyama
1
,
Tomomi Sakaue
1
,
Tadashi Hayashida
1
,
Nobuhisa Nao-i
1
,
Atsushi Sawada
1
,
Fumiko Hoshii
2
1宮崎医科大学眼科学教室
2星井眼科医院
pp.696-697
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908485
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
緒言 脈絡膜悪性黒色腫は,有色人種には,稀な眼内腫瘍である。今回筆者らは,43歳女性の脈絡膜悪性黒色腫を経験した。CTおよび超音波検査では典型的所見を呈さなかったため,診断に苦慮したが,MRI検査により脈絡膜悪性黒色腫に特徴的所見を示したため,眼球摘出術を施行した。その画像所見をここに報告する。
症例 症例は43歳の女性で1991年1月初旬左眼上方の霞みを自覚,近医を受診し腫瘍状の網膜剥離を認めるとのことで同年1月17日当科を紹介された。
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.