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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(2)1991年10月 広島
学術展示
糖尿病性網膜症における硬性白斑の経時的変化
Time course of hard exudate in diabetic retinopathy
今泉 寛子
1
,
竹田 宗泰
2
Hiroko lmaizumi
1
,
Muneyasu Takeda
2
1市立札幌病院眼科
2札幌医大眼科
pp.524-525
発行日 1992年4月15日
Published Date 1992/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908445
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緒言 硬性白斑は網膜血管透過性元進と関係し,網膜浮腫の周囲に認められる。前報で硬性白斑と網膜微小血管障害との関連について報告した1)。今回は硬性白斑の増減に関与する螢光造影所見,硬性白斑の経過と黄斑部螢光漏出との関連,視力変化について検討した。
対象 単純型,前増殖型糖尿病性網膜症で後極部に硬性白斑を認め,光凝固せずに5か月以上経過観察した48例80眼を対象とした。対象症例の年齢は40〜75歳(平均56.7歳),経過観察期間は5か月から68か月(平均19.5か月)であった。
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