特集 角膜屈折矯正手術を手がける前に
LASIK術中合併症の対応策
藤田 善史
1
1藤田眼科
pp.1210-1214
発行日 2002年7月15日
Published Date 2002/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907814
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はじめに
LASIK手術手技は,白内障手術に比べるとシンプルで,正確なフラップ作成,決められた量のエキシマレーザー照射,フラップを元に戻すという3つの操作だけである。しかし,マイクロケラトームによる一定の大きさ,厚さのフラップ作成,瞳孔中心に対する正確なレーザー照射など,検討すべき問題点も数多くある。
当院では,2000年7月にLASIKをスタートし,2001年までに95名200眼(うち追加矯正14眼,7.0%)行った。エキシマレーザーは,ニデック社EC5000,マイクロケラトームは主にMK2000を使用している。
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