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連載 今月の話題
異種間角膜移植の現状と展望
Corneal xenotransplantation
田中 香純
1
Kazumi Tanaka
1
1横浜市立大学医学部眼科学教室
pp.11-13
発行日 2002年1月15日
Published Date 2002/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907582
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臓器や組織移植のなかで,角膜移植は生着率が高く最も普及しているものであろう。それでも欧米諸国に比べてドナー不足が続いているのがわが国の現実である。ドナー増加への努力は当然として,ヒトからの角膜提供に代わる方法を模索することも重要であろう。その方法として人工角膜,再生角膜,そしてヒト以外の動物からの異種角膜の3種の方法が考えられている。ここでは異種角膜の可能性につき,最近の研究も踏まえて解説してみたい。
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