Japanese
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連載 眼科手術のテクニック・139
術中破嚢硝子体脱出症例の経強膜処理
Transscleral management of the case with posterior capsule mpture and vitreous loss during cataract surgery
市岡 博
1
Hiroshi Ichioka
1
1市岡眼科クリニック
pp.1606-1607
発行日 2001年9月15日
Published Date 2001/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907476
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はじめに
白内障手術中の破嚢硝子体脱出は頻繁に起こる合併症であるが,白内障手術装置に付属する前眼部硝子体カッターを用いて処理される場合が多い。しかし同カッターは駆動力に限度があり切れ味もよくないため,それに伴う網膜裂孔などの合併症を生じることがあり,慣れた術者でもそれは例外ではない。
筆者は切れ味のよい後眼部用のユニットを用い経強膜的に処理を行っており,良好な結果を得ているのでここに紹介する。
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