特集 診断と治療の進歩—第53回日本臨床眼科学会シンポジウム
1.オキュラーサーフェスの検査法と考え方
島﨑 潤
1
1東京歯科大学市川総合病院眼科
pp.117-121
発行日 2000年2月15日
Published Date 2000/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906686
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オキュラーサーフェスの最も重要な役割とは,外界とのバリアーを保ちながら,角膜の透明性を維持することである。そのためには「十分な量の質の良い涙液が,角結膜上皮と接する」ことが必要である。最近のオキュラーサーフェス検査の特徴は,角膜上皮の形態・機能,および涙液の質や分布といった,より臨床像に合致した,細胞レベルの検査を非侵襲的に行うことを可能にした点にある。
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