特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来診療のポイント(主訴から診断まで)—私はこうしている
近見障害
平井 宏明
1
1奈良県立医科大学眼科学教室
pp.48-50
発行日 1999年9月30日
Published Date 1999/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906532
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現在のキーワードに,情報化と高齢化が挙げられる。コンピュータの情報端末であるVDT(visual display terminaL)がOA化の急速な進展とともに社会のすみずみまで人り込み,近業作業が増加するとともに,近見時の疲労などを訴える人が増えている。また,高齢化社会とともに,調節力の低下した中高年者が現役として働く機会が増加している。この場合にも,近見障害を訴え眼科外来を受診する。これらの患者にどう対処すべきなのだろうか。
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