Japanese
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連載 他科との連携 送った患者・送られた患者・2
眼科で発見された頸動脈—海綿静脈洞瘻
Multidisciplinary practice with Department of Neurosurgery
湯口 幹典
1
,
間瀬 光人
2
1名古屋市立大学医学部眼科学教室
2名古屋市立大学医学部脳神経外科学教室
pp.202-203
発行日 1998年2月15日
Published Date 1998/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410905726
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頸動脈——海綿静脈洞瘻(carotid-cavernous sinusfistula:CCF)は,内頸動脈と海綿静脈洞に瘻孔が形成されて,動脈血が直接静脈洞内に流入している状態で,眼球突出,球結膜の充血など眼症状が前面に出てくるため,眼科で発見されることも少なくない。特徴的な所見があれば診断は容易であるが,進行が緩徐な場合や早期には診断が困難なこともある。眼科で発見されたCCFの2例を供覧する。
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