文庫の窓から
医学士 南二郎先生講義筆録
中泉 行信
1
,
中泉 行史
1
,
斎藤 仁男
1
1研医会
pp.1958-1959
発行日 1997年12月15日
Published Date 1997/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410905686
- 有料閲覧
- 文献概要
明治期の医学生ノートの研究については,先輩諸先生の詳しい報告があるが,ここにご紹介するものは,南二郎(1857-1921)教諭が明治時代中頃,地方の医学校において講義したものを医学生(某)が筆録したものである。
南二郎教諭は明治16(1883)年7月,東京大学医学部を卒業後,岩手県甲種医学校教諭を始め,島根県医学校教諭,滋賀県大津病院副院長,福島県立病院副院長などを歴任しているが,岩手県甲種医学校一等教諭就任中は眼科と婦人科の医長を務め,明治18(1885)年3月,島根県医学校一等教諭に出向中は内科と婦人科を担当した。
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.