Japanese
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連載 眼科図譜・354
アカントアメーバ角膜炎の末期例
Clinical terminal stage of Acanthamoeba keratitis
平野 耕治
1,2
,
高良 俊武
1
,
楊 京華
1
,
粟屋 忍
1
,
奈田 俊
3
,
一山 智
3
,
川本 文彦
4
Koji Hirano
1,2
,
Toshitake Kora
1
,
Kyoka Yo
1
,
Shinobu Awaya
1
,
Toshi Nada
3
,
Satoshi Ichiyama
3
,
Fumihiko Kawamoto
4
1名古屋大学医学部眼科学教室
2The Schepens Eye Research Institute/Harvard Medical School
3名古屋大学医学部附属病院検査部感染症部門
4名古屋大学医学部医動物学教室
pp.1340-1341
発行日 1996年7月15日
Published Date 1996/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904990
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- Abstract 文献概要
緒言
アカントアメーバ角膜炎の臨床病期分類は本邦では石橋ら1),塩田ら2)により試みられているが,病像が完成期に至った後の経過については従来ほとんど報告されていない2)。また,その「末期」の存在については議論の分かれるところである。今回,私たちは「末期像を呈した」ともいうべき重症のアカントアメーバ角膜炎を経験したので報告する。
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