特集 眼科診療に役立つ基本データ
2色覚と光障害
2-2.各波長と眼底への到達率,眼科診療器具による網膜照度・安全許容時間
pp.15
発行日 1995年10月30日
Published Date 1995/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904476
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紫外線は角膜水晶体で吸収されるため,前眼部に障害(雪眼,白内障)を起こす(図)。赤外線では,1200nmまでの赤外線は眼底まで到達するが,1500nm以上の赤外線は前眼部で吸収される。日常行う診療器具,手術器具も同一網膜部分を照明し続けるときは照明時間に注意をしなければならない(表)。
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