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特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(2)
学術展示
ICG螢光眼底での加齢性変化と思われる脈絡膜血管の不整
Age-related patterns in the posterior fundus detected by indocyanine green angiography
張野 正誉
1
,
北西 久仁子
2
,
大島 佑介
3
,
岩橋 佳子
4
,
小川 憲治
4
Seiyo Harino
1
,
Kuniko Kitanishi
2
,
Yusuke Ohshima
3
,
Yoshiko Iwahashi
4
,
Kenji Ogawa
4
1淀川キリスト教病院眼科
2泉大津市立病院眼科
3多根記念眼科病院
4大阪大学眼科学教室
pp.680-681
発行日 1994年4月15日
Published Date 1994/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903755
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- Abstract 文献概要
緒言 インドシアニングリーン螢光眼底造影(ICG)が一般臨床に用いられるようになった1)が,まだまだ読影について不明な所も多い。ICGでは主に脈絡膜の中・大血管が造影されるが,正常では血管の輪郭は明瞭で滑らかな走行を示し,壁は平滑にみえる。これに対し,ときに脈絡膜血管が平滑な走行ではなく,不規則に断裂したり拡張したように観察されることがある。このパターンと,加齢や加齢性黄斑変性(ARMD)との関係が疑われたので報告する。
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