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特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(2)
学術展示
白皮症患者の白内障術後に発症した眼サルコイドーシスの1例
A case of ocular sarcoidosis following cataract surgery with albinism
三浦 惠子
1
,
三浦 嘉久
2
,
小野寺 貴子
2
,
岩橋 春恵
2
,
上野 眞
2
Keiko Miura
1
,
Yoshihisa Miura
2
,
Takako Onodera
2
,
Harue Iwahashi
2
,
Makoto Ueno
2
1浜松北病院眼科
2浜松医科大学眼科
pp.662-663
発行日 1994年4月15日
Published Date 1994/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903748
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- Abstract 文献概要
緒言 サルコイドーシス(以下,サ症)は若年層に好発する,原因不明の全身性肉芽腫疾患である。本症では細胞性免疫の低下・体液性免疫の異常も存在し,その免疫学的動態は複雑で他の免疫学的異常を来す疾患との合併が知られている。今回筆者らは,ぶどう膜炎の既往のない74歳の白皮症患者の片眼白内障術後に両眼にぶどう膜炎が発症し,眼サ症と診断した症例を経験したので報告する。
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