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連載 眼科図譜・319
真菌性網脈絡膜炎後に発生した脈絡膜新生血管
Choroidal neovascularization after endogenous fungal chorioretinitis
桑原 敦子
1
,
竹内 正光
1
,
宇山 昌延
1
,
中島 基麿
2
,
松島 正史
2
1関西医科大学眼科学教室
2福徳医学会病院眼科
pp.262-264
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901472
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緒言 真菌性眼内炎は経中心静脈高カロリー輸液(以下IVH)の普及に伴い近年急増している1)が,新しい抗真菌剤の出現,早期の硝子体手術の実施によって治癒率も高くなっている2)。筆者らは,早期発見,早期薬物療法によりいったん治癒した真菌性網脈絡膜炎の瘢痕病巣から,2年以上経過した後,脈絡膜新生血管を生じた2症例を経験した。
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