連載 眼科手術のテクニック—私はこうしている・43
瞼板縫合
前田 直之
1
,
細谷 比左志
2
1国立大阪病院眼科
2大阪大学眼科学教室
pp.1056-1057
発行日 1992年7月15日
Published Date 1992/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901245
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手術適応
顔面神経麻痺,三叉神経麻痺,眼球突出に伴う眼球乾燥症などによる遷延性角膜上皮欠損で,眼軟膏を用いた圧迫眼帯,治療用ソフトコンタクトレンズなどの通常の治療に抵抗するものが瞼板縫合の適応となる。角結膜自体の異常により炎症が存在する場合や感染がある場合は適応とはならない。
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