Ⅴ私の經驗
外眥瞼板重疊縫合法と其應用
大橋 孝平
1
1慈大眼科
pp.132-133
発行日 1948年7月20日
Published Date 1948/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200253
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陳舊の顏面神經麻痺等による兎眼症に對して十數年來次に述べる樣な外眥部で恰も着物の衿を合せる樣に上下の瞼板を重疊して縫合する方法を考案實施してゐるが,これに依ると,單に皮膚のみの外眥縫合又は瞼縁のみの瞼板縫合法よりも固定が確實であつて外反矯正力が強いので種々の外反に應用しても良果を收めてゐるので茲に報告する。
基本術式(第1圖)
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