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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(4)1990年10月 広島
学術展示
点眼治療が奏効したアカントアメーバ角膜炎の初期例
A case of early Acanthamoeba keratitis successfully treated with topical medication
中川 裕子
1,2
,
徳島 邦子
1
,
中川 尚
2
,
山浦 常
3
,
白坂 龍曠
3
,
冲永 真奈恵
3
,
堀上 英紀
4
,
石井 圭一
4
Yuko Nakagawa
1,2
,
Kuniko Tokushima
1
,
Hisashi Nakagawa
2
,
Hisashi Yamaura
3
,
Ryuko Shirasaka
3
,
Manae Okinaga
3
,
Hideki Horikami
4
,
Keiichi Ishii
4
1徳島診療所眼科
2東京女子医科大学眼科学教室
3東京女子医科大学寄生虫学教室
4法政大学生物学教室
pp.878-879
発行日 1992年6月15日
Published Date 1992/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901201
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- Abstract 文献概要
緒言 近年,わが国においてもアカントアメーバ角膜炎が次々と報告されているが1〜3),早期診断が困難であること,治療法が確立されていないことなどの問題点がある。今回筆者らは,発症後5日のきわめて初期にアカントアメーバ角膜炎と診断し,点眼治療のみで治癒した1例を経験したので報告する。
症例 22歳,女性。
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