特集 眼科基本診療—私はこうしている
診断に必要な基本技術
黄斑部病変のスリットランプ所見
大滝 正子
1
1いずみクリニック
pp.52-53
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900873
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眼底の細隙灯顕微鏡法では検眼鏡によって得られた所見を立体的に捉えることができ,一見して光学切片のみで診断出来るものが多く,深さの正確な判定,検眼鏡では見えない光学的不連続帯の認定が可能で,診断や治療方針の決定,予後の判定に役立つ重要な検査法である。多少煩わしさもあるが,ルーチンの検査法として行うことを心がけ大いに活用すべきである。
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