Japanese
English
連載 Clinical Challenge・48
片眼の軽度隅角形成異常を伴う若年開放隅角緑内障の症例
A case of unilateral juvenile open angle glaucoma with mild angular dysplasia
松尾 将人
1
Masato Matsuo
1
1岐阜大学医学部眼科学教室
pp.274-278
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215111
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症例
患者:18歳,男性
主訴:右視野障害
既往歴:アトピー性皮膚炎,そのほか先天眼形成異常・先天全身疾患なし
家族歴:父,父の母の兄弟が緑内障治療中
現病歴:8か月前から右眼の見えづらさを自覚し,3か月前に近医を受診した。右眼圧42mmHgであり,視神経乳頭陥凹拡大を伴う後期緑内障性視野障害を認めたため,ラタノプロスト・チモロールマレイン酸配合点眼液,ブリンゾラミド懸濁性点眼液,リパスジル塩酸塩水和物点眼にて治療を開始した。眼圧調整目的で当院を紹介され受診した。
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