Japanese
English
臨床ノート
新型コロナウイルス感染症による非常事態宣言下にZoomアプリを用いて行ったオンライン遠隔医療の経験
Experience of telemedicine in the form of online medical support using Zoom app during a declared state of emergency due to COVID-19
甘利 達明
1
,
森 文彦
1
,
加藤 真央
1
,
井上 幸次
2
,
藤野 雄次郎
3
,
江口 秀一郎
1
Tatsuaki Amari
1
1江口眼科病院
2鳥取大学医学部視覚病態学分野
3JCHO東京新宿メディカルセンター眼科
1Eguchi Eye Hospital
pp.333-335
発行日 2021年3月15日
Published Date 2021/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213933
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
緒言
函館市は大学病院のある札幌市まで300km以上の距離がある。江口眼科病院(当院)は眼科単科病院で,さまざまな患者が来院するが,他院への紹介は地理的に困難であり,各分野に専門性の高い診療が必要とされる。したがって,当院では眼科各分野の高い専門性を有する経験豊富な指導医の出張による専門外来を行っている。しかし,今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による非常事態宣言により,それが困難となった。そこで筆者らは,遠隔診療による専門外来受診を承諾した患者に対して,ビデオ通話アプリ“Zoom”を用いたオンライン診療支援による遠隔医療を行ったので報告する。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.