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連載 今月の話題
カラーレーザー走査型検眼鏡の進歩
Advances in color laser scanning ophthalmoscopy
寺崎 寛人
1
,
園田 祥三
1,2
Hiroto Terasaki
1
,
Shozo Sonoda
1,2
1鹿児島大学医学部眼科学教室
2鹿児島そのだ眼科・形成外科
pp.11-19
発行日 2021年1月15日
Published Date 2021/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213871
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レーザー走査型検眼鏡(SLO)は1990年代から販売されているが,当時は眼底カメラを凌ぐメリットが少なく,それほど普及していなかった。近年,複数の波長から得られたSLO画像を合成して実際の眼底像に近いものを画像化する,いわばカラーSLOが登場している。カラーSLOは,無散瞳でも広範囲・高画質で眼底撮影が可能で,眼底カメラよりも異常所見の描出に優れる。本稿では,カラーSLOの特徴について実際の症例を紹介しながら解説する。
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