増刊号 実戦 メディカル眼科治療アップデート
メディカル眼科治療 各論
Ⅵ 網膜硝子体疾患
網膜色素変性—①囊胞様黄斑浮腫
安達 功武
1
,
中澤 満
1
1弘前大学大学院医学研究科眼科学講座
pp.328-331
発行日 2019年10月30日
Published Date 2019/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213368
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POINT
●近年の画像診断の進歩により,囊胞様黄斑浮腫(CME)の診断が容易となっている。
●網膜色素変性に合併するCMEに対して炭酸脱水酵素阻害薬(CAI)の内服や点眼の効果が報告されている。
●CAIは点眼にても有効率約50%程度の効果を発揮するが,形態的効果に比較して視力改善効果にはある程度限界がある。
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