増刊号 7年前の常識は現在の非常識!—眼科診療の最新標準
2.眼表面・角膜疾患
2)診断・治療
眼表面疾患の再生医療
大家 義則
1
1大阪大学大学院医学系研究科脳神経感覚器外科学(眼科学)
pp.97-100
発行日 2018年10月30日
Published Date 2018/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212885
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以前の常識
●難治性疾患である角膜上皮幹細胞疲弊症に対する一般医療としては,他家角膜輪部移植が最も一般的である。
●角膜上皮幹細胞疲弊症に対して臨床研究として培養角膜,もしくは口腔粘膜上皮細胞シート移植を行うことができる。
現在の常識
●自家培養上皮細胞シートを用いた治験が終了し,その成果をもとに再生医療製品として承認される可能性がある。
●iPS細胞由来上皮細胞シート移植の臨床応用開始が予定されている。
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