増刊号 眼感染症の傾向と対策—完全マニュアル
Ⅲ.疾患別:診断・治療の進め方と処方例
6.眼内炎
真菌性眼内炎
川上 秀昭
1
,
望月 清文
2
1岐阜市民病院眼科
2岐阜大学医学部附属病院眼科
pp.286-295
発行日 2016年10月30日
Published Date 2016/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212058
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
POINT
■真菌血症患者で初回の眼底検査(散瞳下)で異常がみられない場合でも,1〜2週後に必ず再検査を行う。
■好中球減少患者では,好中球数が回復してから眼底検査を行う。
■菌種,薬剤使用歴ならびに眼内移行を考慮し,適切に抗真菌薬を選択する。
■治療方針を決めるうえで,感染症科医との緊密な連携が大切である。
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.