特集 眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来における診断のポイント—私はこうしている
主訴からみた疾患
眼瞼腫脹
竹中 康雄
1
Yasuo Takenaka
1
1都老人医療センター眼科
pp.1504-1505
発行日 1989年9月30日
Published Date 1989/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210978
- 有料閲覧
- 文献概要
眼瞼皮膚は人体のなかで最も薄く皮下組織も粗であるため容易に腫脹を生じる。また,眼瞼縁で結膜に移行し睫毛,瞼板とその分泌腺や涙腺もあり腫脹の原因としてさまざまな疾患を鑑別しなければならない。臨床的には1)炎症症状を伴うもの,2)炎症症状を伴わない(もしくはごく軽度の炎症を伴う)ものに大別される。
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.