特集 眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来における診断のポイント—私はこうしている
主訴からみた疾患
流涙
弓削 経夫
1
Tsuneo Yuge
1
1弓削眼科診療所
pp.1496-1498
発行日 1989年9月30日
Published Date 1989/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210975
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涙液の分泌には基本的分泌と反射性分泌とがある。流涙は涙液の分泌が過剰な場合と,排出機能が不十分な場合とがあるが,前者は悲しみやまた鼻粘膜や三叉神経の刺激によって生理的にもおこってくる。
病的流涙の原因は,ほとんどが器質性の導涙機構の障害によるものである。
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