Japanese
English
特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(4)1988年9月 東京
学術展示
糖尿病性網膜症の管理—停止型に至るまでの長期観察
Management of diabetic retinopathy. A longterm follow up
星 兵仁
1
,
松永 浩一
1
,
川島 千鶴子
1
,
河合 清隆
2
,
鈴木 隆次郎
3
,
丸浜 喜亮
4
Hyozi Hoshi
1
,
Koichi Matsunaga
1
,
Chizuko Kawashima
1
,
Kiyotaka Kawai
2
,
Ryujiro Suzuki
3
,
Yoshisuke Maruhama
4
1医療法人明信会今泉西病院眼科
2医療法人明信会今泉西病院内科
3独協医科大学眼科
4岩手医科大学内科
pp.822-823
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210800
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
緒言 糖尿病性網膜症は進行性で,失明に陥ることの多い疾患であり,内科,眼科管理が重要である。網膜症の治療法,網膜症増悪因子に関する報告は多い。しかし,本症の活動性変化が落ち着くまでの期間について検討した報告はない。我々は活動性病変が停止性となった症例を抽出し,発症から停止に至る期間について分析し,本疾患の最低管理期間を明らかにした。
対象・方法 症例は1982年4月より1988年7月まで継続的に観察した糖尿病(NIDDM)のうち,厳重な内科管理と眼科治療を行い,2年以上にわたり両眼の病変が完全に鎮静化していた(停止型)32例(男12例,女20例)である。
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.