文庫の窓から
諸人心得—眼病論
中泉 行信
,
中泉 行史
,
斉藤 仁男
1
1研医会
pp.664-665
発行日 1989年4月15日
Published Date 1989/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210756
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明治16年(1883),第1回眼科留学生となった梅錦之丞氏が帰国して東京大学医学部教授となり,その翌年12月15日には梅教授をはじめ須田哲造,井上達也,安藤正胤,桐淵光斎,田代基徳の諸氏が相会して眼科会結成の企てもあり,中央においては西洋眼科を主軸に漸く眼科の近代化が進められつつあった。本書はこうした時期,明治16年1月,柿沼真一(節堂,下野国河内郡多功宿の人)氏著,島村利助書林より発党された。
本書は17丁全1冊(18×12.2cm)木版,四周双辺,無界,毎半葉9行,漢字片仮名交り,振仮名付和文,和綴りの小型本である。内容は総目並びに附録目次によれば以下の通りである。
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