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眼先天異常
馬嶋 昭生
1
1名古屋市大
pp.464-466
発行日 1989年3月15日
Published Date 1989/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210701
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1.Kabuki make-up症候群の眼科的所見
平形恭子・西川朋子・大島 崇(国立小児病院),松井一郎(同小児医療研究センター小児生態研究部)
Kabuki make-up症候群は1981年新川及び黒木らが報告した新しい先天奇形症候群で,特異な顔貌,精神発達遅滞,低身長,特異な皮膚紋理異常,骨格異常,易感染性等を特徴とし,原因はまだ不明で染色体は正常である。我々は当科外来で経過観察中の本症患児9例(男4例,女5例)の眼科的所見を検討した結果,比較的軽度の屈折異常が多い,斜視特に内斜視の頻度が高い,立体視不良例が多いなどの知見を得た。
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