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眼先天異常
馬嶋 昭生
1
1名古屋市立大学
pp.239-240
発行日 1993年2月15日
Published Date 1993/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901469
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1.Neurofibromatosis−1の38症例の眼科的所見宮川真弓・他(島根医科大)
NF−1の38症例(男18名,女20名)を調べた。NF−1の家族歴は18症例にみられた。初診時主訴は眼瞼腫瘤や下垂が多かった。眼科的所見では,虹彩Lischnodulesが97%に,眼瞼腫瘤や下垂が42%に,視神経乳頭蒼白が11%に,optic nerve gliomaが5%にみられた。欧米の文献によればNF−1の約15%にopticnerve gliomaがみられると報告されている。しかし,本邦ではその頻度は比較的少なかった。
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