第50回日本臨床眼科学会専門別研究会1996.10.24京都
眼先天異常
馬嶋 昭生
1
1名古屋市大
pp.424-425
発行日 1997年3月15日
Published Date 1997/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908740
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1.染色体検査で異常を認めた瞼裂縮小症候群の1 例 野田航介・他(慶應大) 瞼裂縮小症候群は,両側性の瞼裂狭小,逆内眼角贅皮,眼瞼下垂を3主徴とし,内眼角間隔離を伴うことの多い先天異常である。近年,本疾患における第3番染色体長腕の異常が報告され,また小頭症や精神発達遅滞などと合併する症例が多いことから,本疾患はこれらと隣接遺伝子症候群の関係にある可能性が指摘されている。今回我々は,染色体検査で異常を認めた瞼裂縮小症候群の1例を経験したので,若干の検討を加え報告した。
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