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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (6)
学術展示
多変量解析による強度近視眼白内障術後視力予後に関する検討
Multiple-variant analysis on visual acuity after cataract surgery in eyes with high myopia
太田 俊彦
1
,
江本 一郎
1
,
村上 晶
1
,
安田 尚美
1
,
田村 頼子
1
,
藤木 慶子
1
,
金井 淳
1
,
中島 章
1
,
樺沢 一之
2
Toshihiko Ohta
1
,
Ichiro Emoto
1
,
Akira Murakami
1
,
Naomi Yasuda
1
,
Yoriko Tamura
1
,
Keiko Fujiki
1
,
Atsushi Kanai
1
,
Akira Nakajima
1
,
Kazuyuki Kabasawa
2
1順天堂大学医学部眼科
2順天堂大学中央電算機室
pp.846-847
発行日 1988年7月15日
Published Date 1988/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210464
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- Abstract 文献概要
目的 強度近視眼においては網膜脈絡膜萎縮を合併しやすく,また,白内障の時は,術前詳細な眼底所見を得ることができないために,白内障術後の視力予後を推定することは困難とされている.このような症例において,術前に捉え得る種々の所見により,術後の視力予後をある程度推定しうることができれば,患者にとっても医師にとっても有益であると思われる.今回我々は,数量化理論第I類と重回帰分析により,強度近視眼の白内障術後の視力に影響する要因の解析ならびに術後視力の推定のための重回帰モデルを試作した.
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